QOLを考える会とは
1970年頃から広く一般に使われはじめた言葉で、
個人や社会全体の、よりよい満足感・充足感を持って暮らせる生活を
重視するという考えに立脚しています。
現代は医学の進歩により、かつて「不治の病」といわれた疾病でも
延命・治療効果が期待できる症例が増えてきました。
それによって、術後の生活を重視する考え方が発展しました。
慢性疾患の治療、苦痛の低減、人間らしい生活を重視する
ターミナル・ケア、またはホスピスは、このQOLの考え方が背景になっています。